予算委員会の一般質疑に川合議員と立ちました

「カスタマーハラスメント対策企業マニュアル」が先月25日に完成しました。事業者に雇用管理上の措置を求める内容が入っていますので、昨年から早期の取りまとめを求めていましたが、残念ながら22春闘に間に合うタイミングにはなりませんでした。
 厚労省からはタイミング逸し、とりくみが遅れたことについてお詫びの答弁がありました。

 また、令和4年度の政府のカスハラ対策事業として、マニュアルの策定に合わせて周知用のポスターを作製しています。しかしながら、ポスターのデザインが国会で質してきたカスハラの実態とは離れたイラストであったことから修正を求めました。

 川合議員からは、こうした事業者側の取り組みだけではハラスメントをしているカスタマーそのものの行動変容を促すことに限度があることから、UAゼンセンの重点政策として掲げているカスハラ対策の法制化を厚生労働大臣に求めました。

 さらに、スーパーなどの従業員が、就業中に無断で動画や写真を撮られSNS上にアップされるといったカスハラ事案について、通信・情報産業を主管する総務省と、プライバシー権など人権擁護を担当する法務省に対し、是正の取り組みについて質問をしました。
 現状の法令では、被害者個人しか投稿の削除申請ができず、会社側が社員を守ることもままなりません。2大臣に対しては、プロバイダ事業者に対し、さらなる取り組みの強化を強く求めました。

一覧へ戻る