2022年11月24日

本日、改正感染症法の委員会採決をしました。正式には本会議で成立となりますが、今回の改正議論は衆参含めてこれで終結です。

 実質審議の最終日である今日の委員会では、普段答弁にあたる厚労大臣だけでなく岸田総理大臣も答弁に出てきました。

 法案審議入りあたって本会議質問で、総合司令塔機能について尋ねましたが、本日も誰が新組織の責任者なのか、これまでの課題で司令塔機能が不足していたのは事実ですが、言い訳づくりのために組織だけ作っても意味がありませんので、その点を追及しました。

 また、第8波対応として今後また感染するもしくは濃厚接触者となる労働者が出てくることから、病気休暇の制度化や、非正規雇用の方も含めて安心して仕事を休めるよう補償制度を設けることを求めました。雇調金のコロナ特例も年明けには終了する見込みですので、このまま補償がなければ無理をして出勤してしまう方が出てしまいます。

 総理からは自身が新組織の責任者であるとの答弁は得たものの果たして機能強化となるのかは判然としませんでした。病気休暇についても事業者に働きかけをしていくと答弁はありましたが、実は社内で病気休暇制度を設けている会社はコロナ禍で逆に減っています。政府の認識不足を質しつつ、制度化に向けて引き続き取り組んでいきたいと思います。

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