厚生労働委員会で健康保険法等改正案について質疑に立ちました。

 

 オンライン資格確認は、マイナンバーカードの保険証利用を進めるために必要なシステムです。

 当初3月とされていた本格運用開始が10月に延期されました。保険者の誤入力や半導体不足によるカードリーダー等の調達遅れが一因とされていますが、そもそも何万件もの入力作業にヒューマンエラーは起こる前提で、チェック機能がちゃんと働いていたのかを質問しました。

 厚生労働省は、当初から誤入力チェックシステムを導入するべく予算を組んでいたが実際の導入は3月末であった、10月に向けて機能改善を含めて早め早めの準備をしていくと答弁しました。

 合わせて、保険者が個人番号等の照会時にかかる手数料の引き下げを求めました。

 

 続いて、セルフメディケーション推進について質問。

 医療費適正化に向けスイッチOTCを推進する中で、処方せん医薬品がOTC医薬品よりも安い値段で入手できることの矛盾を質しました。2018年の骨太の方針で示されてからすでに議論は尽くされており、あとは政治の決断で保険給付のあり方見直しを実行すべきだと訴えました。

 また、セルフメディケーション税制に全てのOTC医薬品を対象にすべきとして見解を質しました。

 田村大臣は、薬剤によって適正化効果の高低があり、個別成分ごとの検討とはなるが、セルフメディケーションの推進に向けてさらに使いやすい制度となるよう努力していくと答弁しました。

https://youtu.be/rp-8nhmSUbU

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