厚生労働委員会で質疑に立ちました。

 

介護従事者のワクチン接種における実態と課題を指摘

日常的に高齢者に接する介護従事者の接種について、①高齢者施設と居住地が異なるケース、②同じ施設内に入所型と通所型が併設されているケースにおける国の見解を質しました。

厚生労働省は、市町村・施設双方の体制が整い一緒に受けることが効率的である場合は、市町村の判断で同時接種して差し支えない旨を答弁しました。

供給量が増加する中で、柔軟性を持って接種を加速化することを確認しました。

 

認知症高齢者のワクチン接種へのアクセス確保を求める

ワクチン関連でもう一問。ひとり暮らしをしている認知症の高齢者の接種予約への支援が行き届いていない点を指摘し、国としての対応を質しました。

厚生労働省は、自治体の好事例を周知しながら地域の実情に合わせ必要な費用は国が支援すること、もし介護従事者が接種予約サポートをする場合には市町村から委託を受けるか、あらかじめケアマネージャー等と相談して頂ければ実施は可能と答弁しました。

 

高額療養費制度の口座登録における消費者被害防止へ前進

続いて、健康保険法改正案について質問。治療費負担を軽減する高額療養費の支給申請には口座登録が必要となります。前回の委員会で、「2割負担への引上げ対象となる方には事前の口座登録を推進していく」旨の答弁があり、なりすましメール等による消費者被害も昨今多発していることから、防止策の徹底を重ねて求めました。

厚生労働省からは、前回の指摘を受けて消費者庁と相談を始めた旨の回答があり、一歩前進。引き続き対策を注視していきます。

 

https://youtu.be/5rDRFx0FvrM

 

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