かわいたかのり議員が事務局長を務める自殺対策を推進する議員の会に出席しました。

 我が国は、平成10年に自殺者数が急増して以降、いま最も深刻な自殺の危機に直面しています。昨年の自殺者数は前年比4.5%増の2万1077人(暫定値)となり、11年ぶりに増加。特に児童生徒と女性の自殺が深刻です。

 当議員連盟では、昨年3月と11月に「コロナ禍における自殺総合対策」の強化に関する緊急要望を政府に対して行いましたが、対策が不十分であることは明らかです。緊急要望第三弾を出すべく議員間討論を行いました。

 報告された令和3年2月の自殺者(速報値)の数字を見ると、依然として働く世代の男性の自殺者が多いという事実もわかります。

 私は、悩んでいる人に寄り添い「孤立・孤独」を防ぎ支援する「ゲートキーパー」の増加を目指しながら、義務化されている職場のストレスチェックの実施においてもその役割を取り入れられないか提言しました。厚生労働省からは、労働基準局に確認しメンタルケアの重視を伝えたいと回答を得ました。 

 

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